female

ちょっと写真の話しをしてもいいですか。モデルさんにとってとても理屈っぽい話になると思いますが写真の考え方を少し変えただけでも今度カメラの前に立ったときにきっと写真が変わってきます。 撮り手は皆、美しいを感じるときにシャッターボタンを押します。それは被写体に撮らされているということです。モデルは撮られる側より撮らせる側に立つことが本来の姿だと思います。

飾る姿も飾らない姿も写真

”photograph”の語源は「光で描いた絵」 ”写真”は中国語から由来した「真を写したもの」

中国語での写真は「照片」と表す。"片"は"画"という意味だから英語と同じような表現だろう。モノの感じ方は各々違う。その表現に個々の感性が見られる。長らく「写真」を「真を写したもの」として付き合ってきた日本人は他国とは違う写真に対する感じ方を持っていると思う。

ただ日本でも"photograph"と同じ意味合いを使った人達がいた。1932年に野島康三、中山岩太、木村伊兵衛たちが創刊した「光画」です。写真家東松照明は1975年に「太陽の絵筆」というタイトルの写真集を刊行しています。写真評論家の伊奈信夫は『光画』創刊号の中で「芸術写真と絶縁せよ」と訴えた『写真に帰れ』はその後の多くの写真家に影響を与えた写真論になっている。

微分と素数

写真には撮り手の感情の微分と被写体の素数が表れる

残したい写真 伝えたい写真

向いている写真

何を見ているんだろう。何を思っているんだろう。そこに言葉がある。

目の表情から見つめているものの思いがわかる。遠くを見ている目。近くを見ている目。目の表情で距離感もわかる。何処を見ているのか、誰を見つめているのか。何を思っているのか。他人が撮った写真でも想像するのは面白い。

だいぶ前の記憶なので定かではないが長年『AERA』の表紙を撮影している写真家坂田栄一郎が「写真は誰でも撮れる。でも、こっちを向いていない写真は淋しい。」みたいなことを言っていた。

 

音のある写真

写真は音も同録出来る。波の写真を見ると音が聞こえてくる。

砂浜でなく石砂利の海岸で寄せ返す波の音が好き。

断片 / fragment

顔 / face